世界で初めて戦争をなくすプロセスを説明する

日本は第2次世界大戦後、戦争をなくそうと決意した世界市民の理想を描いた国連憲章の精神を最も色濃く実現した平和憲法を持つ国ですが、昨今その憲法を改正し、平和へ向かう気持ちに逆行する動きがあることを憂慮しております。憲法の精神を忠実に実現するなら、戦争を無くすことができ、ひいては国防も成るのです。そのために全力を尽くすと決心を示した日本人としての誇りを堅持しよう。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

常設軍の兵器について

常設軍で使用する兵器は、当初は各国から供出(回収)された兵器を流用するのですが、逐次常設軍の制式兵器に転換していきます。 小銃、大砲、戦車などの主要兵器から開発を進めていきますが、研究開発は加盟国の技術者により行われます。予算は現在の思いや…

鉄の流通管理が刀狩の効果を担保する

前回は15mm以上の火器を管理することの具体的要領と効果について説明しました。武器さえなくなれば武器を使用した衝突は防げます。しかし周囲に現存する以上それらを放棄することはできません。一元管理によりその保有の目的を担保してやりつつ、刀狩を…

DVD紹介---永遠の0(零)

遅まきながら 拝見しました。 百田さんの原作なんですね。 向井さんのドラマの方を見たのですが、 いろいろ書きたいことはあるものの、あまりにマニアックな感想過ぎて受け入れられるかどうか。 一つ多くの人に勘違いがありそうな部分について 1特攻隊員の…

口径15mm以上の火器は一元管理---刀狩こそ世界平和を担保する。

常設軍は加盟国の保有する口径15mm以上の火器および全ての戦闘用爆発物を提供してもらいます。これは国でもつものだけでなく、個人で保有するものについても回収します。アフガニスタンのように、かつての武士の刀のように小銃を持つことが成人男子のた…

国連軍ではない、加盟国を確実に守ることができる組織

では今回は自衛隊を解散してまで建設する実力組織について一案を示したいと思う。 常設加盟国軍、以下常設軍と略します。 常設軍は、いくつかの加盟国より集められた兵士と装備により編成されます。 基本的には同じ出身国で部隊は編成します。コミュニケーシ…

70年を経て現実と理想の乖離を埋める日本のとるべき安全保障

これを書いている中で、やはりこの問題を考えるに当たって重要な砂川事件の裁判を読み返すことになった。実はこれをちゃんと読むのは始めてであった。お恥ずかしい しかし、私の主張する内容というのはこの判例に見る結論とほぼ同じである。これを読んで、私…

おかあさんの木---映画の紹介

今回は映画の紹介です。 硫黄島の遺骨収集が帰着されたようです。 150柱 アジア中に散られた200万の英霊のうち、どれほどが魂のみで帰国されたのでしょうか? 硫黄島は国内でもあり、開かれた場所ではないので捜索も可能ですが、多くの地で探すことす…

憲法に示された安全保障指針について---戦争に倦み切った世界中の人が理想とした世の中

ベトナムを訪れたとき、彼らと一緒に生活をして感じたことが一つある。 若者ではない。私より少し年上の人たちであった。 彼らの年代は、ベトナム戦争の混乱期に学齢期を迎えており、おそらく学校での勉強をあまりしていなかったのだと思われた。見ていると…

防衛費増大について

headlines.yahoo.co.jpせ 世界の防衛予算はざっと150-200兆円とお考えいただければ良いと思います。 大体アメリカ合衆国の予算は60兆円、中国が20兆円この2カ国で全体の約半分です。 あとは10兆円以下です。アメリカ合衆国は民主党政権で防衛費…

真珠湾の犠牲は必要だったのか?---75年を過ぎて

真珠湾攻撃を奇襲攻撃だとして、ルーズベルト大統領が日本許すまじの世論を作って第二次世界大戦に参戦したことは有名な話である。 しかし、ルーズベルト大統領が日本の攻撃を知らなかったかといえば、多くの疑問の声が上がっている。 さらっと調べただけで…

映画の紹介「終戦のエンペラー」

www.amazon.co.jp 映画の紹介です。 天皇陛下の責任を追及する気だったGHQがどうして天皇制を維持することに決めたのか。 前に進むだけなら誰でもできますが、 止まる、下がるはトップにしか決断のできないことです。 陛下が君主であられたことを如実に語るG…

日本国憲法の正統性について

改憲派の多くは、石原元都知事が公言してはばからぬように、現日本国憲法はGHQにより押し付けられたものであるから、日本独自の憲法を作る必要がある、と訴える。 つまり、憲法は国の骨幹であるので、日本人の自主意思により作成されるべきであるので、現憲…